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お客様との取り組みを紹介する広報誌 HARADA TIMES on! のトピックスです。

NO.14 旭酒造株式會社 様

「ひとつの獺祭」を 世界に届ける。 それが私の仕事です。

HARADA TIMES on!の14号は、昨年旭酒造代表に就任された桜井一宏社長に就任に期する思いなどを伺いました。

獺祭との「出会い」は 自分のお給料でお酒を 飲みだしてからなんです。

原田:一度一般企業に就職されたとお聞きしましたが? 桜井様:大学卒業時、正直酒造所に、特に酒処ではない山口の一酒蔵に将来を託す事はできませんでした。しかし社会人として少しづつ酒を嗜むようになり、獺祭の酒作りや評価を理解できるようになったのです。地の利に甘んずる事なく本当に良い酒作りをすれば、またお酒を楽しく飲んでいただく新しい場の提案ができれば、きっと誰にでも喜んでいただけるのではないか?そう思い始めたのが帰省のきっかけでした。

北米や欧州には お酒をたのしむ「場」が すでに確立しています。

原田:海外進出の道をつくられたきっかけはどのようなものですか? 桜井様:私達には「自称獺祭営業マン」という方が沢山おられます。その方たちは本当に獺祭を愛し、そしてお酒を楽しむ場を作る事に長けています。そんな中で獺祭が少しづ市場の評価を得た事を私は知っていました。そして海外には同じ様にワインやウィスキーを楽しむ場が沢山あることも。それを知った時、私は獺祭が自然に海外で受け入れられる事を確信しました。 今は沢山の "自称獺祭商社マン" に大変助けられています。

ブームと言われることに 危機感とチャンスを 同時に感じるんです。

原田:この10年の成長に思われることは? 桜井様:獺祭の売り上げに勢いがついたのは、数年前に生産が追いつかず商品がショートした時でした。獺祭ブームと言われプレミアム価格で取引されました。しかし店頭が満たされた時その熱が失われる事は分かりました。実は獺祭の味は少しづつ進化をしています。何かの理由で獺祭を離れても、もう一度戻ってこられた時に進化した獺祭を評価されれば良い。そんなプロ意識を私達はずっと持ち続けています。

山口県美川の辺で生まれた この酒が私たちの全てです。 「ひとつの獺祭を、世界に。」

原田:一宏社長のこれからの展望をお聞かせください。 桜井様:今獺祭は23カ国で飲まれています。誇りに思える事があるとすれば、全てが「ひとつの獺祭」である事。カリフォルニアに行くと、ここは空気が乾いているから酸味を増した方がいい、、、中国では、、、色々アドバイスをいただきます。しかし私達が売りたいのは「ひとつの獺祭」。岩国で生まれ、ここに住む人が美味しいと言い、そして山口、東京で。それはきっとパリでも響くはずだと。獺祭で世界を繋ぐ日を夢みてます。

獺祭ストア 本蔵店

本社敷地内に佇む獺祭ストア 本蔵店は昨年隈研吾氏の設計によりリニューアルした獺祭ストアの一号店。ルーバーを組み合わせた外観と和紙で装われた内観はまさに隈建築。低調度な照明と横を流れる川のせせらぎが店内に一層の静寂をもたらせます。山口県の新名所です。

インタビューを終えて

旭酒造では毎年お酒作りの勉強にアジアから10数名の研修生がやってきます。彼たちには原田さんでデザインしたオリジナルブルゾンを着てもらっています。帰国時に記念として進呈しているのですが随分と喜んでもらえてるようです。ただとても大柄な生徒さんも来るので発注時には原田さんには大変苦労を掛けているようですね。   旭酒造株式會社 代表取締役 桜井 一宏 様

今回インタビューをさせていただいて本当にありがとうございます。とても印象に残ったのは最後に旭酒造さまの風土について話されたこと。これまで何度も大きな決断をされたのでしょうが、実は大きな変化よりも小さな変化を沢山積み重ねられるという事。その集積が今の獺祭なのですね。これからも私たちの良きリーダーでいてください。   原田株式会社 代表取締役 原田 栄造

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